坪単価30万円ほどで、素人でも作れる。
販売元は震災で大きな被害を受けた陸前高田市の
株式会社「紬」という会社である。
社長さんは大工さんでもなく左官さんでもなく、
ソーシャルマーケティングの仕事などをやっていた人物だ。
彼は陸前高田の人ではなく、震災復興の事業に携わったのが縁で、
預金100万円をはたいて会社を立ち上げた。
詳しい情報は下記のURLに掲載されている。
http://smartbusiness.jp/news/1728
建築に関してずぶの素人が、資金もわずかなのに、
震災で加工工場が機能しなくなり
余っていた気仙杉をなんとか活用したいという思いひとつで
起業していったのはすごいことだと思う。
しかも、工芸品といった規模の小さなビジネスではなく、
大きな市場を創造するビジネスをという展望のもとに
がんばっているというのもすばらしい。
地方の商品開発は、作った、売ったでピリオドとなることが多いが、
新しい市場を切り開き、DIYというものづくりの
楽しみが人と人をつなげていくという
連続性のある展開は実に楽しみである。
あとは震災から得た地元の知恵をどうもりこんでいくか、
そんなことを考えながらKUMIKIシリーズの今後に
注目してみたい。
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