<PR>スピーチ原稿作成サイト話王Open!

<PR>スピーチ原稿作成サイト話王Open!
<PR>えっ、スピーチ?うわっ、困った…そんなお悩みをスッキリ!

2014年11月21日金曜日

物語をたどれば、人の思いへ。

ファストフードの食事ではなく、地域ごとに受け継がれてきた地元の食生活を見直し、
家族や友人との食事の時間を大切にしようというのが、
イタリア北部にあるブラという小さな町で生まれた「スローフード」運動である。

この運動が多くの人の共感を得て、暮らしやまちづくりを見つめ直す運動に広まり、
「スローライフ」という言葉が生まれた。


日本でもいろいろな団体や人によって取組まれている。
その中で2004年にNPO法人を立ち上げて現在に至っているのが
静岡県掛川市を拠点にさまざまな活動を続けているスローライフ掛川だ。

http://www.slowlife.info/
NPO法人スローライフ掛川

年度ごとの実績を見ていけばわかるが、
「スローな花火大会」「ライフスタイルデザインカレッジ」
「掛川栗焼酎プロジェクト」「早朝スロースタイルサイクリング」などなど、
とてもユニークで地域のモノやヒトと結んだプログラムである。


自主事業以外にも行政とタッグを組んだ共済事業や受託事業も多い。
その中で、オモシロイ!と感じたものが「掛川市地域資源の物語化事業」。

http://slowlife-k.wix.com/kakegawa-story
掛川市地域資源の物語化事業

この事業では「掛川の物語を旅してみようガイドマップ」を作り公開するもので、
(小夜の中山・日坂・東山・粟ヶ岳編)は「動画01~27」と「印刷物」が連動した
「QRコードつきマップ」となっている。

内容は掛川市「小夜の中山・日坂・東山・粟ヶ岳」のめぐり方や楽しみ方を、
「変わらぬ人の思い」をテーマに紹介している。


それぞれの動画コンテンツを見ていると、動画に登場する人々のあたたかさと
作り手さんのやさしさや心くばりが伝わってきて、スローな気分になる。

そして、ただ景色が美しいとか食べ物がおいしいだけではない、
景や食の中に息づく物語を上手に吸い上げて映像化しているのがすばらしい。

しかも、旅行会社も見習いたくなるようなコース紹介もわかりやすく便利だ。

まさに「物語にふれることは、人の思いにふれること」である。

0 件のコメント:

コメントを投稿

お気軽にメッセージをお寄せください。