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2014年11月28日金曜日

なかなか感も、いいですね。

「あの建物、なかなかいいね」とつぶやいた時の
(なかなか)という言葉の意味合いを考えてみよう。

ものすごくいいわけではなく、テキトーにいいわけではない。

見過ごすわけにはいかない、一目置かざるをえない
そんな建物に敬意を表して、なかなかを発したわけだ。


このような人を唸らせる建物や景観などを
「なかなか遺産」に認定して後世に引き継いでいこう、
というのが国際「なかなか遺産」推進委員会の活動だ。

総合地球環境学研究所/東京大学生産技術研究所の村松伸氏と
東京大学生産技術研究所の腰原幹雄氏によって提唱されたもので、
二人はなかなか遺産の普及運動を推進されている。

ホームページが開設されていて、やんわりとした言葉で、
なかなか遺産の定義などが語られていて、なかなかおもしろい。

http://nakanakaisan.org/index.html
なかなか遺産ホームページ

ナニコレ珍百景と多少かぶるところがあるような気もするが、
ただ面白がって見るだけではなく次世代への継承という
フレーズが入っているところから、運動体とし育っていけば
なかなかの活動になるのかもしれない。


なかなか遺産の第一号には岩手県一関市旧達古袋小学校が認定され、
119メートルの長い廊下や校舎、校庭および小学校をつつむ
山や空や樹木までが、「なかなか」感を醸し出している。

認定されてから、見学で訪れる人も相次いでいるとか。


世界遺産に指定される「すごい」ものは数多くはないが、
なかなか感をいだくものは地域にありそうだし、
探検し、発見し、少しだけ学ぶことで地域が輝いていくにちがいない。

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