一度やってみたいけれど、いきなりはちょっと怖い。
やっぱり、最初はイロハを教えてくれる人がいれば…
と思ったことはないだろうか。
ロッククライミングというスポーツもまさにその一つで、
インストラクターなしに始めたという人は数少ないのでは?
実際の山肌ではなく、人工的なクライミングウォールだって、
いきなりとなると二の足を踏んでしまう。
こうしたスポーツ分野でも、総務省が派遣する
「地域おこし協力隊」のメンバーが活躍している。
茨城県の大子町は福島県と栃木県に接した県北にある。
大子と書いて(だいご)と読む。
この町にクライミング元ジュニア代表だった前橋市出身の
長谷川美鈴さんが地域おこし協力隊員としてやって来た。
今年4月のことである。
人工壁は2012年12月に完成し、クライミング指導員を養成したが、
うまくいかず県の山岳連盟の方々が運営にあたっていた。
そこに小学5年生の時からクライミングを始めたという
長谷川さんが指導することになり、ベストマッチングとなった。
さっそく長谷川さんを中心に組織が活性化し、
小中学生でつくる大子山岳会ジュニアクラブの会員は27名となった。
その中には那珂市や福島県矢祭町からの参加者もいる。
大子町は年少人口10%以下、高齢者人口35%以上と
茨城県内で最も少子高齢化の進む地域である。
そうした少子化が進む地域ではチームスポーツの練習が難しいが、
個人スポーツであるクライミングへは気軽に参加できる。
また、茨城県は5年後に国体が開催されることになっていて、
大子町から出場する選手の育成という目標も生まれた。
サッカーや野球に代表されるように、スポーツのチカラは大きい。
いろんな分野で頂上をめざす子どもが増えることは、
まちにとってもかけがえのない大切なタカラである。
http://ameblo.jp/ibakiratv/entry-11871627776.html
大子町【地域おこし協力隊】
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