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2014年12月24日水曜日

夜景に魅せられて

昼間はなにもない荒野が広がるだけだったのに、
夜のとばりが降りると、満天の星空が現れる。

あるいは、LEDはじめ人工の明かりを巧みに配置して、
ファンタジックな夜景を出現させる。

こうした夜景を観光の目玉にしているスポットも多い。


その中で三重県四日市市のコンビナート夜景クルーズ、
いわゆる「工場萌え」の経緯について見てみよう。

四日市市には東京在住の四日市出身者が定期的に集まる
「四の会」というのがある。

その四の会の会合で、会員の一人から
「高校時代は、丘の上からコンビナートを見るのが好きだった。
”工場萌え”ブームが来ているので、結構人を呼べるのではないか」
との提案があった。

あたり前のように眺めていた工場群が美しい、カッコイイ
という声がひろがっていって、四日市市の東京事務所は
観光資源としての可能性をさぐっていく。


結果、コンビナートの景観をテーマに、
平成22年シティセールス用のポスターを作成して、
コンビナート企業の四日市事業所や東京本社に配布した。
加えて、関係企業の社内報などに掲載してもらう努力をした。


地元では、観光協会、商工会議所などと連携して、
「四日市コンビナート夜景クルーズ」の開催にこぎつけた。

船の上から工場夜景を楽しむプランで、
定番の60分クルーズと充実の90分クルーズがあり、
今年で5年目になるが、すでに乗船1万人を達成している。

バレンタインデーやクリスマスにはスペシャルクルーズがあり、
両クルーズとも人気を集めている。

また、船による洋上からの眺めだけではなく、
バスやタクシーに乗って地上スポットからの夜景観賞に
市内の観光地めぐりをプラスした車によるツアーもある。

さらに、地上100Mの展望展示室うみてらす14からの
幻想的な工場夜景が気軽に楽しめる上空スポットもある。


全国の自治体は東京・大阪などに事務所やアンテナショップを置き、
たえず情報収集に努めている。

そこで暮らす地元出身者を巻き込んで、
少し距離をおいたところからふるさとの良さを見つめ直してみる。

その良さをアピールする際には、地元だけではなく、
地元に支店支社を置いている企業の本社へも売り込んでいく。

シティセールスの、まさにお手本がここにある。

http://ykyc.jp/
四日市コンビナート夜景クルーズ







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