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2014年12月26日金曜日

育てるから食べるまで

ハタハタという魚はスズキ目ワニギス亜目ハタハタ科に属するとある。

♪~秋田名物八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコと秋田音頭にも謡われ、
江戸時代以前から秋田の食卓になじみの深い魚である。

秋田県の県魚と書いてあった。県木や県花はよく聞くが、県魚とは…。

秋田県では県魚であるが、お隣りの山形県でも人気の魚だ。
そのハタハタに並々ならぬ愛情をそそいでいる山形県のNPOがある。


酒田市上安町のNPO法人「みなと研究会で」で、卵が孵化しやすいように
酒田北港に産卵床を沈めたりして保全につとめている。

産卵床を沈めた場所は通称水路と呼ばれていて、
毎年12月になると産卵のためハタハタが水路に押し寄せてくる。

「ハタハタ到来」の情報が飛び交うと釣り人がどっと繰り出し、
延長約2キロの水路は身動きができないほど埋まってしまうとか。


また、同法人では地域の小学校で総合体験学習の出前講座を開き、
子どもたちを巻き込んだかたちでの保全活動に取組んでいる。

さらに、「鰰(ハタハタ)まつり&ボランティアフェスティバル」が
同法人主催で開かれた。

フェスティバルでは世界の魚醤の味比べやハタハタの卵塊「ブリコ」を
食べる大会、海藻「アカモク」の効能を学ぶ講演などでにぎわった。

つまり、魚が育つ環境を整え、魚にふれる場をつくり、成魚として捕獲したら、
魚に感謝しながらいかに上手においしくいただくかまでを徹底して考え、
できるかぎりのことをやっていこうという姿勢が好ましい。


ちなみに、山形県の県魚は桜鱒である。
桜鱒に関しても詩や曲を公募して桜鱒の歌をつくったり、啓蒙、啓発し、
地域の人たちとの大切な財産の共有に余念がない。

http://kankyou-npo.org/index.php?FrontPage
NPOみなと研究会

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