<PR>スピーチ原稿作成サイト話王Open!

<PR>スピーチ原稿作成サイト話王Open!
<PR>えっ、スピーチ?うわっ、困った…そんなお悩みをスッキリ!

2014年12月8日月曜日

ユニークな着眼点

これはあくまで観賞用だっと思っていたものが食用になる。

植物の中で、根や茎や葉や実を食べても
ほとんどの花は食べないものが多いのではないだろうか。


ほおずきもまた、お墓に供える花くらいの認識しかなく、
調理のしようでは食物になると聞いた時は驚いた。

ほおずきの食用栽培と販売に力を入れているのが
岩手県下閉伊郡岩泉町にある早野商店である。

早野商店では10年ほど前から食用ほおずき事業に取組み、
今では岩手県内だけでも15組ほどの契約農家を持つに至っている。


食用ほおずきはミニトマトみたいな果実で、
芳醇な香りと甘酢っぱさが特徴で、
フランスでは付け合せやスイーツの材料に使われるという。

年間に2トンくらいを生産し、生食用は2~3割で、
残りはジャム、コンポート、スイーツソースなどに加工される。


早野商店の社長早野崇氏は元日本開発銀行の行員で、
仕事がら日本全国をまわり地方のありようをつぶさに見てきた。

その経験を活かし、地元の産業活性化にほおずきが使えないかと
銀行員を辞めてほおずき事業に打って出た。

まだ、食用ほおずきという知名度が低い、
生産も販売体制もなく一からのスタートであった。


食の世界は1社だけで市場に打って出るよりも、
他社との連携で付加価値を高めていくことができるとの思いから、
パンやお菓子などのメーカーとのコラボを進めている。

デパートでの試食販売やジャム博などイベントへの出展など
積極的な営業を展開中である。


早野商店のホームページを見ると、
こうした食用ほおずきに関するコンテンツと、
『おとりよせ王子(単行本)』という通販本の紹介がある。

この通販本が他と異なるのは一般的な記事と写真による紹介ではなく、
全ページコミック仕立てである。

全国の逸品を集めて、それをストレートな紹介ではなく
ストーリーを付けたコミックにしてあって、
コミックを楽しみながら、思わず商品が欲しくなるという仕掛けだ。


食用ほおずきといい、このコミックスタイルの通販本といい、
着眼点が実にユニークである。

http://i-hayano.jp/topics/index.html
早野商店

0 件のコメント:

コメントを投稿

お気軽にメッセージをお寄せください。