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2015年1月13日火曜日

最初から公的資金はノー!

「きりたんぽで知られる秋田県大館市の農家女性が直売所陽気な母さんの店で
体験交流を進め、2億円以上の年商を誇る」という記事を目にした。

直売所もいろいろな形態があるが、年商2億円というのはすごい。
そこで、陽気な母さんの店についていろいろ調べてみた。


この直売所は平成13年4月29日のオープンだから14年ほどになる。
そもそもは平成9年の秋田県「農村女性いきいき村づくり活動」の助成を受けて、
地区のお母さんたちが勉強を進めていき常設の農産物直売所をつくろうとなった。

大館市にかけあったが反対運動もあり、市は断念した。
それならば自分たちでということになり、女性農業者88名が結束して
「陽気な母さんの店友の会」を設立して13年のオープンの運びとなる。


公的資金を入れずにスタートし、当初は会員の出資金でつないだが、
運営資金に苦労はつきなかった。

金融機関にかけあっても女性活動には融資してくれないという厳しい現実があった。
そこでリース料は会員全員で保証することにし、リース代金を自分たちで稼ぐという
強い信念のもとに運営を続けていった。

運営にあたっては年間8000万円が必要で、そこを最低目標にして頑張った。


平成17年度の売上の内訳を見ると、食堂、体験、出張販売、食材供給、
インターネット販売など含めて1億8千万円となっている。

食材供給といってもお店の販売だけではなく、学校や施設への供給があり、
市内中心部の商店の空き店舗での出張販売もある。

商店街出張販売は地元要望により18年から週2回から3回へ増やした。
この活動は商店街活性化に寄与するところが大きい。

インターネット販売も東京の特約店からの注文を受け、売上げは年間1000万近い。
それに剪定や田植えなどの農作業体験、きりたんぽ、そば打ちなどの郷土料理体験、
草木染めなどの手工芸体験などを月10回程度実施している。


とにかく、いろんなことに前向きにチャレンジしている積極性がすばらしい。
それと、最初から公的資金を入れずにスタートしたのが、
自分たちの力でという大きなエネルギーへとつながったのだと思う。

http://www.sastage.net/yoki
陽気な母さんの店

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