<PR>スピーチ原稿作成サイト話王Open!

<PR>スピーチ原稿作成サイト話王Open!
<PR>えっ、スピーチ?うわっ、困った…そんなお悩みをスッキリ!

2015年1月23日金曜日

特効薬としての医療ツーリズム

難病を患っているが、近くに適当な病院がないために遠くの病院まで足を運んでいる、
といった方は少なくあるまい。

日本へ観光ビザでやって来たけど、急に体調を崩し日本の病院の治療を受けたいので、
急遽、観光ビザを医療滞在ビザへ切り替えたといった例もある。

医療滞在ビザだと保険が適用されないので、かなり高額になることは否めない。


そうした突発的な疾患の治療だけではなく、持病を治すために日本の病院にかかりたい
という外国人は多い。

2012年度に野村総合研究所が行ったアンケートでは、東京で25の病院が、大阪では8、
そして、北海道では6の病院が外国人患者を受け入れている。

北海道が6というのはロシアに近く、国際医療交流によってロシアの病院と医療提携を
結んでいるからで、脳梗塞患者など200人以上を受け入れている。


人口減少、過疎化によって地方の病院は患者の数が減り、維持に大変なところが多い。
そこで、地域医療活性化の方策として出てきたのが、外国人患者を受け入れる仕組みである。

医療(メディカル)ツーリズムと言われ、2010年6月に閣議決定された「新成長戦略」の
一つに位置づけられている。

しかし、名所を訪ね名物を食べてという一般の観光とは異なり、
外国から来るお客様は病を治し、健康を取り戻しに来るわけだから、
地方の病院が、すぐに受け入れ体制を整えるには多くの困難を伴うにちがいない。

クリアすべき問題は多いが、うまくまわっていけば医療の国際貢献と地方の活性化の
特効薬となる可能性は高い。

http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/feature/CO003962/20130911-OYT8T00399.html
医療観光滞在

0 件のコメント:

コメントを投稿

お気軽にメッセージをお寄せください。