去年、鳥取県は期間限定で「蟹取県」に改名するというニュースを目にした。
耳障りがイマイチよろしくないので、どうかなと思ったが、
先日テレビのバラエティ番組でタレントが蟹取県の話をしていて、
まずまず浸透してきているのかもしれない。
そして、今度は福井県が「福丼県」プロジェクトをスタートさせた。
プロジェクトの立ち上げにあたって、こんな主旨と希望が述べられている。
福井県は、47都道府県に先駆け、丼文化先進県としての名乗りを上げます。
福井県は、お米の代表的品種「コシヒカリ」の発祥の地であり、
その作付面積は、昭和54年以来、全国一位を誇ります。
また、ソースかつ丼、しょうゆカツ丼のブームにも支えられ、
カツレツの消費も日本一です。
(中略)
今こそ福井県がひとつになり、福井県民80万人が総出で、丼でおもてなしをします。
丼に全ての夢と希望をのせて、 福丼県、はじまります。
丼文化先進県とは初めて聞いたが、食を中心に据えて地域全体を
盛り上げていこうという意図はよくわかる。
それに、食だけにとらわれず、丼という器⇒焼き物、箸⇒木工芸
などなど関連する地場産業を巻き込んだ仕掛けにしている。
また「丼ツーリズムinふくい」というガイドブックを作り、
県内の丼めぐりを楽しんでもらおうという試みもおもしろい。
今年3月に北陸新幹線が開業し、富山や石川は東京にぐんと近くなる。
当然、福井県もその恩恵を受けるわけで、福丼県のPRには好機である。
うどん県、蟹取県、そして福丼県、さて次はどんな県が生まれるのだろう。
http://fukudon.jp/
福丼県
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