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2015年1月8日木曜日

北からの真っ向勝負

北海道のアルコールといえばサッポロビールでありニッカウヰスキーである。

サッポロビールは、薩摩藩英国留学生の一人であった村橋久成の功績大で、
北の大地と南の熱い地はアルコールでつながっている。

薩摩はもともとビールではなく芋焼酎の本場であり、なんでと思うが、
同じアルコールでも醸造酒のビールについて、村橋は深く学んだことだろう。


逆にサッポロビールゆかりの地である北海道にはサッポロソフトという焼酎がある。
さわやかな口あたりの甲類焼酎で、道内にはファンも多い。

このサッポロソフトが誕生して50年になる。
メーカーである札幌酒精工業のホームページのコピーがふるっている。

北海道に根ざした酒造メーカーとして歴史を重ねてきた札幌酒精。
フロンティア・スピリットに導かれ田畑を耕した人々、
資源採掘に汗した人々、ビジネスの名の下に靴磨り減らした人々
北の大地に自らの可能性を懸け頑張った愛すべき北海道民にとって
安らぎの友として親しまれた『サッポロソフト』。

どさんこ焼酎であるサッポロソフトの主原料はサトウキビである。
北の大地北海道でサトウキビが取れるのだろうか、ふと疑問がよぎる。


それはさておき、札幌酒精工業が次に目をつけたのはサツマイモであった。
鹿児島産芋焼酎のほとんどに使われている黄金千貫という品種である。

そもそも北海道での栽培は無理だと言われていた黄金千貫を2003年より試験栽培。
2~3年して安定的に栽培できることを確信し、遂に2006年から黄金千貫を使った
本格焼酎の生産を開始したのである。

黄金千貫のみを使ったどさんこ本格焼酎は「喜多里」と命名された。
喜多里の商品紹介ページは、次の一文がある。

北海道発『本格焼酎への挑戦』
「本格焼酎といえば九州」そんな通説に真っ向勝負!原料づくりから手がけ、挑みます。

北からの真っ向勝負に、芋小焼酎の本家本元鹿児島はどう受けて立ちますか?

http://www.sapporo-shusei.jp/index.shtml
氷よりも、空気よりも、なお透明なこの一杯

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