美術館、博物館、動物園、水族館といったものは公共の施設が多い。
それだけに、どちらかというと画一的で展示はオーソドックス、開館時間も規定通り。
しかし、ひとりでも多く施設にお客様をお迎えしたいということで展示方法を変えたり、
さまざまなアトラクションを催したり、昼間だけではなく夜間見学を取り入れたりしている。
お客様からの要望があったり、全国巡回的な催し物もある。
だれよりも展示施設や展示物に詳しいのは、学芸員さんや施設の職員さんである。
そうした人たちがお客様目線になった時、新たな試みが生まれてくる。
たとえば、お客様が下から見上げている大水槽を上からのぞきこんではどうか?
といった、ちょっとした気づきが新しい試みに変わっていく。
「関係者以外立入禁止」などと書かれている部屋こそ入りたいと思う人も少なくあるまい。
本当に危険な部屋であれば立入禁止だろうが、意外と「どーってことない」部屋もあるのでは…
また、絵画の修復や復元作業などは、実際の作業を一度は見てみたい。
そんなプロにとってはあたりまえを、できる範囲でどんどん公開していけば楽しさも倍増する。
秋田県男鹿市にある男鹿水族館「GAO」では冬季限定の「魚っ知ツアー」を開催していて、
水族館の裏側を紹介して人気を集めているという。
http://www.gao-aqua.jp/
男鹿水族館GAO
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