「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年2月27日金曜日
排泄コミュニケーション
日々コツコツと課題に対して取り組んでいても、いっこうに前に進まず、
なんのためにやっているんだというむなしさと無力感に襲われることがある。
精進が足りない、根性がない、信念がぐらついてはだめなどといわれるが、
目に見えて結果が出てこないことにはマイナス思考に陥らないともかぎらない。
それでも、全国にはコツコツと地道にがんばっている個人や団体が数多くある。
京都府には地域貢献活動に取り組む人を表彰する「京の公共人材大賞」があり、
2月15日に最終選考が行われた。
大賞に選ばれたのは「おむつなし育児研究所 京都サロン」代表の西山由紀さん。
おむつなし研究所は、紙おむつの使用を減らす育児方法を広めている。
紙おむつによってかぶれるとか、頻尿の症状を訴える母親のための講座を開いたり、
おまるの使用法や、乳幼児がおくる排泄サインを察知するための助言を行なっている。
と、ここまで書いて気がついた。研究所は紙おむつよりエコな布おむつにしないさい、
と言っているわけではない。
生後まもない赤ちゃんでも、 大人が手伝ってあげれば、おまるやトイレでおしっこや
うんちができる。だから、小さい時から「おむつの外」で排泄させなさい。
そうすれば、排泄をきっかけとしたコミュニケーションが生まれてくるし、
赤ちゃんが備えている排泄感覚を失わせないい健康的な育て方ができますよということだ。
おしっこやうんちをさせていると、色やにおいを直接ママが見て取れ、
今日はおしっこの色が濃いからどこか不調ではないかと出るものから学ぶことがある。
おむつなしは日本では昔からやっていた子育て法で、
アメリカではElimination Comunication=排泄コミュニケーションと呼ぶのだとか。
http://haisetu-ikuji.jimdo.com/
おむつなし育児研究所
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