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2015年3月18日水曜日

先人に光を当てる


鹿児島市で言えば、西郷隆盛、大久保利通など歴史の教科書に必ず載るような
郷土の偉人がいる。

しかし、なにも教科書には載らなくても、すごいことをした先人がいることもまちがいない。
名前は一部の人にしか知られていないし、もっと光を当ててみたらどうだろう?
そんなことを考えていたら、実際に先人を切り口にした地域おこしが見つかった。


秋田県の南西部にあるにかほ市では「先人による地域活性化事業」を始めるという。
にかほ市は版画家池田修三氏、TDKの創業者斎藤憲三氏、
それにややメジャーであるが南極探検家・白瀬矗中尉などを輩出している。

池田修三氏は同市象潟町出身で、33歳で上京して木版画制作ひと筋に生きた。
やすらかな表情の子どもやメルヘンチックな風景を版画にし、
象潟郷土資料館には氏の作品約2000点余りが収蔵されている。

その作品展示もさることながら、氏が生前贈答品として地域の家庭に贈った作品もあり、
そうした作品を家庭に展示してもらい、まちを歩きながら作品を観てもらうという趣向だ。


ぎょうぎょうしい記念館を造って、その中で鑑賞してもらうよりは、
ぶらりとまち歩きを楽しみながら、版画に出会う方が旅人には嬉しいにちがいない。

http://www.shuzoikeda.jp/#about
池田修三

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