「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年3月3日火曜日
あるものさがし、から、…へ
・冬の風物詩、かき餅がカラフル
・幻のモサエビが、甘エビ以上に甘い
・耳つきで具はジャムなのに、サンドイッチと名乗る度胸がすごい (亀井堂のサンドイッチ)
・とうふなのか、ちくわなのか、優柔不断なちくわがすごい (とうふちくわ)
鳥取市が市の魅力を発信するキャンペーン「すごい!鳥取市」に寄せられたネタの数々。
知っているようで知らなかった魅力が出てきて、いろんな面で活かせる気がする。
灯台下暗しとはよく言ったもので、他の地域の人の指摘を受けて、
なるほどなるほど、ふだんはあたりまえと思っていたのが意外と魅力的だったんだねとなる。
テレビ番組の「秘密のケンミンSHOW」的なものだが、ネタをどう活かすかが課題となってくる。
たとえば、他の地域に似たような食べ物や風習やしきたりがあれば、
それをご縁にタッグを組んで売り込んでいくという方法もあろうか。
魅力に乏しいと「日本で47番目に有名な県」といった自虐ネタで走りがちだが、
自虐ネタは一過性のブーム的なもので終わることが多く長続きしないように思う。
その点、「すごい!」ネタは前向きで発展性が感じられ、試みとしてグッドである。
ないものねだり、から、あるものさがしへ。
シンクタンクの地域おこしの提案書に出てきそうな文句だが、
さらに加えれば、あるものさがし、から、魅するものづくりへである。
http://www.city.tottori.lg.jp/sugo/
すごい!鳥取市
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