「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年3月30日月曜日
国土を強くする
喉元すぎればなんとやらで、人は火の粉が自分に降ってこないとなかなか動かない。
自然災害が多く大きな被害を経験しているにもかかわらず、次に備える人は少ない。
プロスポーツの選手のように、日々戦うことで対価を得る人は、
体のケアからメンタル面、ゲームマネージメントなど勝つための努力を怠らない。
いつ襲ってくるかわからない災害に対しても、日々災害について勉強し、
備えを怠らず、いざという時のために訓練をくりかえす。
そのような防災人材教育に2010年度から取り組んでいるのが三重さきもり倶楽部。
同倶楽部では防災人材育成塾「さきもり塾」を2010年から開催し、
卒塾生は地域や企業などの災害対策リーダーとして頑張っている。
そうした取り組みに対して、先般強靭な社会を構築する取り組みをたたえる
「ジャパン・レジエンス・アワード(日本強靭化大賞)」の金賞が贈られた。
堤防を造ったり、避難場所を確保したりするのも大事だが、
いざという時に、そうした人工物が最大の効果を発揮できるよう、
人々を安全かつ迅速に誘導できるさきもりの力が求められる。
http://www.resilience-jp.org/20150315130000/
ジャパン・レジエンス・アワード(日本強靭化大賞)
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