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2015年3月4日水曜日

限界集落を宴会集落にしよう


熊野古道風伝峠、一年中風の止むことのない峠であったことからその名が付けられたとか。
なんとも風情のある峠の名前だと思う。

風伝峠の麓・尾呂志集落では秋から春にかけて、海側と山側の気温差が大きな季節の早朝に、
山を包み込むようにして向かってくる巨大な朝霧(風伝颪)が見られる。

颪=おろしと読むのだが、まさに風が山から下るイメージが伝わってくる。


田園と山並みの美しい山里だが、熊野古道の巡礼者の他には人影がまばらで、
限界集落というほど過疎が進んでいる。

しかし、その限界集落を宴会集落にしようと、尾呂志地区の人々が立ち上がった。

「神の穂」と呼ばれるお酒用のお米を、地域が一体となって田植えから収穫まで行い、
その米からほのな甘みとやわらかな口あたりのお酒を造った。

グリーンのボトルに白とオレンジをあしらったラベルに筆文字で「颪」とつづってある。
なんだか、風の歌が聞こえてきそうなお酒である。


颪の商品紹介リーフレットにこうある。

「~土づくりにこだわり、カエルやとんぼと一緒に育てた酒米「神の穂」を100%使用した
 純米大吟醸酒です。」

カエルやとんぼと一緒に育てたというくだりがグッドですねえ。

http://higashikishu-kousya.blog.jp/archives/4971010.html

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