「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年4月23日木曜日
最初の30分、最後の10分
ホテルの宴会場などでの料理の食べ残しについて、以前触れたことがある。
食べ残しのないよう妙案はないものかでとどまったように記憶する。
佐賀市では市役所が音頭を取って「3010運動」なるものをスタートさせた。
3010運動とは何か?
宴会が始まって最初の30分と最後の10分は席を離れないで自席で食事を
しようという取り組みである。
宴会での食べ残しは、最初は神妙に自席で飲食しているものの、
酒が入ったりすると挨拶に行ったり、お酌をしたりであちこち飛びまわる。
自席についたのは締めの挨拶の時というのもよくあることだ。
お酌に行った席では料理を食べられないから、自席には手つかずの料理が残ってしまう。
ならば、最初の30分と最後の10分だけでも自席に着いているようにすればというアイデアだ。
コース料理などもあまり時間をかけず、最初の30分で出せるような工夫も求められる。
式の進行上、挨拶がやたら長いと談笑時間が減ってしまって残るということになりかねない。
場の雰囲気を壊さない程度に、司会者から食べ残さないよう、
あるいは、食べ残した料理は持ち帰るようアナウンスすることも大事なのかもしれない。
3010運動で、どれだけ食べ残しが減るのか結果を注目したい。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/178985
3010運動
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