農業はずいぶん機械化が進んだとはいえ、まだまだ人力に頼るところが多い。
高齢化が進み、子どもたちは都会へ出て行って後継者がいない。
休耕田になったり耕作放棄地になっているところも多く、これらをどうするかは大問題である。
そこで、農家の人の作業に関する肉体的負担を少しでも軽くするロボットが開発されている。
農サポスーツ、つまり装着型のロボットで、このスーツを身につけることで、
重いものでも簡単に持ち運びできるといったパワーを手に入れることができる。
和歌山大学の特任教授八木栄一氏はベンチャー企業「パワーアシスト インターナショナル」を
大学のキャンパス内に設立した。社長は八木氏で社員はいない。
八木氏はベスト、手袋、靴敷きなどからなる重さ7kgほどの装着型ロボットを開発した。
このロボットにはセンサーが組み込まれていて、作業をする際に体にかかる圧力の変化や
関節の曲がり具合などを感知して、腰につけたモーターが体の動きをサポートする。
たとえば20kgほどの荷物を持ち上げる時は、モーターのサポートによって、
装着した人はおよそ半分の10kgの力をそそげばいい。
傾斜地を登り降りする際にもロボットがサポートしてくれるので、さほど苦にならない。
ちなみにお値段の方は、一体100万円程度だとか。
http://windforce.exblog.jp/24298410
パワーアシストスーツ
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