「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年4月27日月曜日
おもろい試み
ビリケンさんとかビリケン人形とか呼ばれるが、顔はいささかおっかない。
大人のようでもあり、子どものようでもあり、足を投げ出したポーズも不可解である。
ビリケンの発祥には諸説あるようだが、アメリカのローレンツ・プリッツという女性芸術家が、
夢の中で見た幸福の神様をモデルにしているという。
このビリケンをシカゴの会社が像などのモニュメントにして売ったら大当たり。
ご利益商品のひとつといっていいのかもしれない。
とりわけ商売を営んでいる方々からの信奉が厚く、お店の前にビリケン像を置いたりして、
商売繁盛のげんをかつぐところも多い。
商人の街大阪のタクシー協会では、このたびビリケンタクシーなるものの運行を始めた。
車内にはビリケンのぬいぐるみを乗せて、お客様には記念カードを贈る。
車体の屋根には黄金色のビリケン人形を取り付け、側面はイラストが描かれている。
いかにも大阪らしいコテコテのプロモーションだが、なかなかおもろい試みである。
http://www.billiken.jp/about/who.html
ビリケンさん
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