「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年5月20日水曜日
チャリで湖を盛り上げる
琵琶湖といえば位置といい、だいたいの大きさや形などを頭の中でイメージできる。
しかし、浜名湖と聞いても、どんな形なのか、どれだけの大きさなのか見当もつかない。
どちらかというと、浜名湖=うなぎという連想が働く。
実際、浜名湖は静岡県の浜松市と湖西市の間にあり、
形は言葉で説明するのがむずかしく、真ん中がつながりそうになっていて周囲は約80km。
諏訪湖もそうであったが、浜名湖振興の目玉として期待されているのがサイクリングである。
「浜名湖サイクルツーリズム推進会議」が設立され、キャッチフレーズはハマイチだ。
ハマイチとは、自転車で浜名湖を一周することを指す。
自転車はエコという時代の流れと、自転車漫画「弱虫ペダル」が人気で
サイクリングに興味を示す若者が増えている。
浜名湖外周は起伏が少なく、初心者でも湖畔を快適に走れるという魅力があり、
ここぞとばかりチャリに熱い視線が注がれている。
サイクルイベントの開催、自転車道の整備、情報発信など、これから取り組むべきことが
山積みだが、ペダルを踏むようにひとつひとつ着実に進んでいって欲しい。
20~30年ほど前は、テントを積んでサイクリングに出かける人も多かったが、
交通事情もあって、今はあまり見かけなくなった。
自動車の速度ではなく、風を切っていく快感を感じながら走ると、見える世界がちがってくる。
https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke220/anzen/jitensha/cyclingroad/hamanako/index.html
浜名湖周遊自転車道
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