「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年5月5日火曜日
トイレから「絶景かな~」
鹿児島県の北に位置する長島町は、その名の通り島で本土とは橋でつながっている。
黒之瀬戸大橋という大きな橋があり、橋の下の海面では潮が大きな渦を巻いている。
風光明媚で海産物が豊富なことから、今みたいな連休は観光客も多い。
黒之瀬戸大橋とは島の反対側になるが、長島町役場の北に針尾公園がある。
ここからの眺望はすばらしく、眼下にひろがる薩摩松島の景観には息をのむほどだ。
公園の一角に展望所ならぬ空中展望トイレなるものが、このたび完成した。
なんと男性用女性用ともに北向きの部分は全面ガラス張りで、
用を足しながら絶景を満喫できるという仕掛けである。
天気のいい日には長崎県の雲仙普賢岳が望め、眼下には伊唐大橋が横たわる。
全面ガラス張りといっても、特殊フィルムを貼ってあるので、外部から内部は見えない。
「眺望日本一のトイレ」をめざすという町の心意気が伝わってくるが、
使用時間が長くなり、行列ができるトイレになるのではなかろうか。
http://www.town.nagashima.lg.jp/nagashima07/nagashima14.asp
針尾空中展望トイレ
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