「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年6月1日月曜日
まちなかの絶滅危急種
国際自然保護連合が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリストを
レッドリストといい、初版は1966年に発表された。
同じレッドリストでも、次のようなものもある。
「ところざわ絶滅危急種」は野生生物をまちなかの昔なつかしい風景やレトロな建物や
道具などに置き換えて、レッドリストをつくろうという取組みである。
具体的にはどういうものかというと、ゴミ出しが一般化する前にゴミ収集場所として
設置されたコンクリート製のゴミ箱、百貨店名が記されたほうろうの看板などなど。
このアイデアは3年前に一般公募した際に市民から寄せられたもので、
市は今年3月から対象物件に関する情報提供を呼びかけた。
しかし、情報の集りが悪く、締め切りの5月31日までに何件寄せられるのか
きわめて厳しい状況にある。
いわば、企画自体が絶滅危急種となりかねない。
アイデアは面白いのに、なぜうまく進行できていないのか。
担当部署の市教委生涯学習推進センターふるさと研究グループは
「予算もなく、広報紙で呼びかけるしかなかった」と説明されているが、
それは言い訳であって、金がないなら知恵をしぼるべきだと思うのだが…
http://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20150522-OYTNT50392.html
昔懐かしい所沢残そう
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