「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年6月13日土曜日
ヴォーリズ建築
「青い目の近江商人」「天皇を守ったアメリカ人」とも言われる一柳米来留
(ひとつやなぎ めれる)ことウィリアム・メレル・ヴォーリズは実に多才な人物である。
キリスト教の伝道者、英語教師として1905年に日本へやって来て、
京都で建築設計監督事務所を開業する。
結核療養所を開設、メンソレータムの販売など慈善事業や厚生事業に取り組む。
その中でもヴォーリズの建築家としての功績は大きく、大学や教会、オフィスビル、
百貨店に至るまで極めて多彩で、現役のものも少なくない。
滋賀県近江八幡市土田町にある「旧佐藤久勝邸」もヴォーリズ建築のひとつで、
所有者がなくなり保存が危ぶまれていたが、ヴォーリズ精神に賛同する男性が
買い取って保存の方向で話が進んでいる。
ヴォーリズ設計の建築物は宗教心からくる隣人に対する細やかな心くばりや、
やさしさ、あたたかさが魅力となっている。
http://www.vories.co.jp/vories/
ウイリアム・メレル・ヴォーリズ
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