地方の過疎化で、人口減に歯止めがかからない。
交流人口や定住人口を増やそうと、いろんな知恵を絞った取り組みが展開されている。
その中で、北海道が市町村と協力して進めている体験移住事業「ちょっと暮らし」は
利用者数が年々伸びて、昨年は前年度比12%増の2526人となった。
このちょっと暮らし事業は2006年度から始まっていて、
内容は各市町村が空き家や専用施設を用意し数日から数ヵ月間暮らしてもらうもの。
数ヶ月間というのはすごいなと思ってHPを拝見したら、
現在は5日から1週間程度のものが掲載されていた。
体験移住事業であるから、物見遊山的なものではなく、農業や漁業などを体験したり、
その町に学校や病院など実際に暮らした時に必要な施設の見学なども組まれている。
さらに、実際にお越しいただく前に参加者のもとへ担当者が伺い、体験内容等を
きちんと説明にうかがうというところからも力の入れようが感じられる。
田舎暮らしに憧れて定住したものの理想と現実のキャップに耐え切れず、
再度住んでいた場所へ戻ってしまったという例も多いので、
本当にここでやっていけるという意識確認もしておきたいところなのだろう。
http://www.kuraso-hokkaido.jp/taiken2015/
北海道で暮らそう
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