「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年6月5日金曜日
人それぞれの図書館
図書館といえば多くの人が利用するから、日本十進分類法というものに基づいて
本がきちんと棚に並べてある。
歴史関係の本であれば頭に「2」がつくし、文学関連は「9」がつくというように、
ジャンル別の分類がなされている。
だけど、歴史好きには全館歴史書で埋め尽くされているのを歓迎するかもしれない。
そこで、東京都の東久留米市立中央図書館では「ひとハコ図書館」を制作・展示した。
ひとハコ図書館とは巾50cm、高さ33cm、奥行き18cmの木製のボックスに、
自分なりのミニ図書館を作るというものだ。
ある人は絵本ばかりとか、豆本や手作りの本、紳士のための本、雲の上の図書館
といった具合にヒトそれぞれの収集によって展示を行う。
図書館は本がたくさんあるから、たとえ読まなくても安心するという人もいる。
ヒトはこ図書館があれば、未知の世界を開く扉になったり、
開設したミニ図書館を自分なりにひろげていくという楽しみも加わる。
http://honcierge.jp/hklibfes
ひとハコ図書館
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