世の中には奇習とか奇祭といわれる、ちょっと風変わりな催しがある。
栃木県茂木町山内下平地区にある国頭神社で行われる「じかたまじない」は
毎年旧暦6月1日に行われる。
じかたまじないというのは、痔を患う人が少しでもご利益があるように、
神社にお願いをする儀式である。
その儀式は「けつびたし」の儀と言われていて、境内にある卵型の石に
お尻を向けて「けつびたし、けつびたし!」と唱えるのである。
お尻を突き出して、左右に振っている姿も滑稽なのだが、
本当に痔に悩んでいる方なら、まさに神にもすがりたい気もちなのだろう。
痔の平癒を願う祭りというのは、全国でもここだけらしく、
以前は観光バスを連ねて参拝者がやって来るほど人気だったという。
なお、開催日の旧暦6月1日というのは、(むけっついたち≒無血致し)
という語呂合わせになっている。
http://www.town.motegi.tochigi.jp/motegi/nextpage.php?cd=2316&syurui=2
奇祭「じかたまじない」
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