「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年7月27日月曜日
青い目の人形
人形というのは世界各国にあるが、どこかしら哀愁ただようものが多い。
しかもその人形に秘められた歴史をたどっていくと涙したくなるものもある。
青い目の人形は、昭和2年に日米友好の絆となればということで、
アメリカの宣教師が発案し13000体ほど日本各地へ贈られた。
高さ30~40センチの人形は一体一体に名前が付いていて、顔つきや表情が異なり、
瞼を開けたり閉じたりするものや、体を起こすと鳴くといったカラクリを
ほどこしたものもあったという。
しかし、宣教師の思いとは裏腹に、日本は戦争への道を突き進んでいき、
戦時中には親善のシンボルが焼却処分という悲しい歴史をたどる。
千葉県に贈られた青い目の人形は214体で、現在残っているのは11体である。
そのうちの5体が現在館山市立博物館で開催されている戦後70年企画展
「戦時のたてやま」において展示されている。
http://www.saitama-peacemuseum.jp/publics/index/19/
青い目の人形物語
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