「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年8月26日水曜日
ハイブリッドスイーツ
ハイブリッドスイーツなるものがある。
たとえば「クロナッツ」、クロワッサンにドーナツを融合したものだ。
単体で見ると、どこにでもあるありきたりなスイーツではあるが、
2つが融合することで新たな魅力を生み出していく。
この夏のハイブリッドスイーツは「アイスクリームバーガー」。
アイスバーガーなるものはすでにコンビニ等に並んでいるが、
こうしたお手軽なバーガーとは異なり、具材に高級なものが使ってある。
都会で販売されているグルメアイスバーガーもあるが、
どちらかというと地方で開発されたアイスバーガーの方がおもしろい。
バンズの中にアイスを挟み、チョコレートや、小野町の特産品でもある
ブルーベリーなどの甘いソースをトッピングしてナッツをあしらった
「おのまち小町アイスバーガー」は、アツアツ冷んやりなスイーツ。
福島県田村郡小野町の食料品店が30年以上も前に開発し、
「アイスバーガーの歌」というイメージソングまである。
さらに、福島のおとなりの山形県では「メロンの鶴姫レッド」と
「だだちゃ豆」のアイスバーガーを開発して売り出している。
鶴姫レッドは庄内砂丘メロン、だだちゃ豆は鶴岡の特産品で、
地元でできた人気食材を別の角度から楽しんでというのがコンセプトだ。
夏向けの食材と冬向けの食材の融合、山の産品と海の産品の融合など
いろんなハイブリッドが考えられそうだ。
http://yamagata-np.jp/news/201508/16/kj_2015081600326.php
鶴岡アイスバーガー
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