「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年8月27日木曜日
コシ、ササの後継ブランドは?
以前は「コシヒカリ・「ササニシキ」といえば美味しいお米の代表格だった。
だったという過去形で語るのはふさわしくないのかもしれない。
今だって、コシヒカリとササニシキは上位を保っているものの、
コシヒカリは2007年までは出荷時検査数量の割合が8割を越えていたのだが、
ここのところ7割を下回っている。
コシヒカリは主に新潟、富山、石川、福井の4県が主産地であり、
その中で福井県は47,9%と減少している。
原因としては、コシヒカリだけを栽培していると、田植えや稲刈りなどが
ある時期に集中してしまい作業をこなせないという問題がある。
また、近年の猛暑に対してコシヒカリよりも高温耐性のあるハナエチゼン
といった品種への転換も多い。
米作りは手間ひまかかる上に、田植えから収穫までの期間が長いだけに、
パパッと多品種へ切り換えることができない。
ブランドを確立するにも2~3年という短期ではむずかしい。
今後、どんなブランドが台頭してくるのだろうか。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150820-OYT1T50005.html?from=ycont_top_photo
コシヒカリ離れ
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