「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年8月31日月曜日
信玄・金山・町おこし
ゴールドラッシュは外国ばかりではなく、日本でも金には敏感に反応する。
徳川家の埋蔵金などは、テレビ番組などに取り上げられたりする。
甲斐の国は山梨県、神奈川県との境に近い上野原市秋山地区の「金山金山遺跡」は
甲斐の国を支配した戦国武将武田信玄の隠し金山と呼ばれている。
伝説によると、応永年間に九州八女の豪族星野正実が金鉱を発見し採鉱、
そのことを信玄が知り軍資金獲得のために支配下に置いたという。
以後、武田家、後に徳川家などが採鉱を行ったものの大きな成果は出ていない。
しかし、発見者である星野正実の子孫が2012年に金山神社近くに資料館を建てた。
資料館の近くには砂金採りの体験場などもでき観光地として整ってきた。
首都圏にも1時間ほどという好立地をアピールし、
金山を町おこしの起爆剤として活用していこうというプランが進行中だ。
信玄と金の力でゴールドラッシュとなるのか、今後を見守りたい。
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150820-OYTNT50131.html?from=tw
信玄の隠し金山で町おこし
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