「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年9月12日土曜日
めざすは宇宙
宇宙開発に費やす予算は、日本では約3000億円くらいなのに対して、
アメリカは約4兆円近くかけている。
日本の場合の宇宙開発はあくまでも平和利用ということで行われているが、
アメリカでは軍事目的の開発もある。
宇宙開発から得られた技術は自動車、飛行機などの交通機関はじめ
建築、電気、日用品の分野まで幅広い。
キリンが出している「氷結」という缶飲料のアルミ缶の表面は、
三角形の骨格構造を立体的に組み合わせたダイヤカットという技術で、
宇宙工学の構造設計技術から生まれたものである。
こうしたスピンオフ(技術移転)に、企業としてはうま味があり、
宇宙開発へ参入するところも多い。
福井県では県や銀行、大学などが連携してつくった
「ふくいオープンイノベーション推進機構」が中心となって
宇宙産業への参入をめざす地元の企業を支援する研究会を設立する。
宇宙開発と聞けば、ああロケットで宇宙旅行ができるんだという
認識がほとんどだが、そこに行き着くまでにいろいろな原石が埋もれていて
それをいち早く磨き上げて地場産業に結びつければ地域の未来も輝く。
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20150903-OYTNT50073.html
目指せ 宇宙産業参入
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