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2015年9月8日火曜日

鉄の肺



なんだかすごい名前である。長さ190センチ、直径80センチの円筒状の
機密タンクに付けられた名前である。

アメリカのエマーソン社が開発した人工呼吸器「鉄の肺」は、
1920年以降世界に普及していった。


使い方は鉄の肺の中に首から下を入れて、
機密タンク内で変化する気圧に合わせて呼吸を行うというものだ。

肺気腫や結核後遺症の慢性呼吸器患者の症状悪化時に使用され、
静岡市の市立病院に導入された鉄の肺は80年代まで稼働した。

機器自体があまりに大きいことや陽圧式人工呼吸の普及に伴い、
鉄の肺は無用の長物となってしまった。


鉄の肺は機器に体をおおわれたまま食事や会話ができ、
アメリカの作家マーサ・メイソンは鉄の肺の中で61年間生きたという。

http://www.anesth.hama-med.ac.jp/Anedepartment/m-memorial-tetsunohai.asp
鉄の肺

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