「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年10月9日金曜日
折りたたみ式白杖
健常者が目隠しをして白杖一本で街を歩くとなると、かなり怖い。
視覚に障害がある方にとって白杖は、まさに目の代わりである。
便利な白杖だが、誤って落として踏まれてしまったり、
失くしてしまったりということも多々あるみたいだ。
そこで、予備用としてコンパクトな杖ができないものかと、
千葉県匝瑳市の鍼灸師の方が画期的な折りたたみ式のものを考えた。
ポリエチレン製で、ふだんはポケットティッシュほどの大きさだ。
使う時はストローで息を吹き込んでふくらませると、
直径5センチ、長さ140センチの風船状の杖に変身する。
重さもわずか28グラムで、持ち運びに便利だ。
風船状なので弾力があって折れにくいというのもメリットだ。
価格も2本で1000円と安く、購入者からは持ち運びに便利、
旅行に持って行きたいといった声が寄せられ人気も上々である。
使う人の目線で開発しないと、コンセプトは見えてこない。
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20150928-OYTNT50417.html
折りたたみ式の白杖
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