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2016年1月29日金曜日

ダムカード



いろんなマニアがいるが、各地のダムを訪ねて行く人もいる。
ダムマニアだが、ダムの写真を撮ったり、ダムのスペックを知ったり、
なかにはダムカレーの食べ歩きという人がいるかもしれない。

それから、ダムカードを集めるためにダム巡りをしている人もいる。

ダムカードとは多くの人ににダムの事をもっと知ってもらうため、
それぞれのダムの紹介をしているカードである。

平成19年から国土交通省と独立行政法人水資源機構の管理する施設で
配布を開始し、じわじわと広がりを見せているという。

このカードは、ダムのある管理事務所へ実際に足を運ばないと、
もらうことができないし、一人一枚となっている。

ダムカードの表面はダムの完成写真、裏面にはスペックやひとくちメモ
などが記されている・


福井県池田町の足羽川ダムは現在工事中で、2026年に完成予定である。
10年後の完成だが、すでにダムカードが発行された。

表面の写真は完成予想図で、このように工事進行中のダムカードは稀で、
マニアの間では人気沸騰が必至だそうだ。


ダムカードのように、現地に行かないともらえない、というルールは
ダム以外の施設でも全国ネットを組めば実現可能な仕組みである。

http://www.water.go.jp/kansai/hiyoshi/html/damcard/damcard.html
ダムカード

2016年1月28日木曜日

パンに合う味噌



日本料理に洋食の素材や調味料を使ったり、その逆だったり、
味の世界ははばひろく、意外なものがベストマッチになったりする。


福井県福井市の古村醤油では味噌の用途をひろげようと、
福井県産のそばの実などをミックスした味噌ペーストを商品化した。

塩分がひかえめの白味噌と甘味が特徴の江戸甘味噌を独自にブレンドし、
コクと甘みを際立たせた。

できあがった商品は「トースト味噌シリーズ」として販売を始め、
メインターゲットであるトーストにはもちろんのこと、
サラダ、チーズ、豆腐など和洋のさまざまな食材に合うという。

トーストに合うのだから、あったかご飯にも合いそうな気がするし、
パスタソースにもいけるのではと可能性がふくらむ。

容器もジャム瓶に見えるし、江戸むらさきなどの佃煮の瓶にも見える。

トースト味噌シリーズはそばの実、アーモンド、くるみ、カボチャの
4タイプがあり、650円~750円で販売されている。

http://www.higeko-selection.com/miso_s/
トースト味噌

2016年1月27日水曜日

草食系から花束を!



正月が終わり成人の日が来て、2月の節分、バレンタインデーと、
なんとなくフワフワした日が続いていく。

バレンタインデーといえばチョコレートいうのは定番だろうが、
最近はいろんな業界でバレンタインギフトが開発されている。


花束をいただくというのも、人生の中でそんなに数多くはない。
そこで富山県内の花き業者でつくる「富山フラワーネットワーク」と
「フローラルとやま実行委員会が、フラワーバレンタインを企画した。

欧米ではバレンタインに男性から女性へ花を贈る習慣があるらしい。
そこで、実行委員会は同企画をPRするために富山ライトレールの車両に
ラッピング広告を出すことにした。


そのデザインを手がけたのは富山北部高校の女子生徒6人で、
絵柄は草食系の男性が花束を手にプロポーズする場面を中心に、
バラやチューリップなど6種類の花の帯が車両全体を彩っている。

コンセプトは情熱で、女子生徒は「男性よ頑張れ!」という
メッセージをこめたとのことだが、
日本でのバレンタインデーは女性から男性へ贈るのがフツーだが、
花束を贈る男性がどれだけ出現するだろうか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160107-00043214-kitanihon-l16
車両に草食系男子応援ラッピング

2016年1月26日火曜日

付き人をたたえる



芸能の世界でもスポーツの世界でも、主役は芸人や選手である。
彼等が売れない時代から一緒になって苦労し、
やっと栄光の座をつかんでも、付き人は決して表に出ることはない。

付き人は黒子であって、黒子が主役以上に目立つのはご法度、
的な空気が世間では一般的なようだ。


ところが、先日、全国の「ゆるビト=全国のゆるキャラの付き人」
ナンバー1を決めるコンテストがあった。

このコンテストは関東圏などで放送されている東京メトロポリタン
テレビジョンの番組「ゆるキャラに負けない!」で企画されたもので、
今回で2回めになるとか。


全国から49人のゆるビトを対象に審査を行い、
グランプリを獲得したのは富山県滑川市のゆるキャラ「キラリン」の
付き人で同市職員の根上雄輔さん。

根上さんはキラリンならぬネガミンの愛称で、キラリンのイベント同行、
キラリングッズ販売などに精力的に取り組んでいる。

さらに、ステージではキラリンと一緒になってダンスを披露するなど、
その甲斐甲斐しさが好評価になったとか。


こうした付き人のような裏方さんをヨイショするというのは重要で、
活動の停滞や成果が頭打ちな時に効果を発揮する。

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20160123/CK2016012302000046.html
ゆるビトGP 滑川職員優勝 キラリン付き人

2016年1月25日月曜日

うどんすすって物語



奈良の春日大社といえば鹿で有名であるが、ここにうどんが登場した。

春日はくたくうどんは、といううどんのルーツとも言われるものだ。
藤原実資の「小右記」には、平安時代に一条天皇が春日に行幸した際、
20人がはくたくうどんを打ったと記されているとか。

その故事にちなんで、NPO法人「奈良の食文化研究会」が開発し、
奈良市内の飲食店で販売している。


これをもっとPRしようと、飲食店を運営する同市の会社・エムワイピーが
桂昌殿で提供することになった。昨年の11月のことである。

さらに、さらにPRしようと、今度ははくたくうどんを題材にした
短編小説を募集することにした.

コンテストで大賞を受賞した作品は本にして発行し、
奈良県のビジターズビューローや市の観光協会で無料配布する。

小説は、はくたくうどんの由来や歴史、味わいなどを盛り込んで、
こころあたたまるストーリーに仕上げて欲しいとのこと。


なにかしら、古都らしいおくゆかしい物語が編まれていくような…

http://www.sankei.com/west/news/151126/wst1511260029-n1.html
はくたくうどん

2016年1月22日金曜日

あわじ国官房長官



観光地の映像だったり、まちのありようだったり、撮り流しや、
シナリオを作って映画化し、ネットを通して公開するなど、
シティプロモーションを行う自治体が増えている。

スマホでも映像が撮影できるし簡単な編集も行える。
そうなってくれば、コンテンツの内容ということになってくる。

兵庫県南あわじ市が作成した動画は「あわじ国『独立宣言』編」。
タレントの上沼恵美子さんが故郷あわじ国の官房長官にという
シチュエーションで、食材の宝庫・南あわじ市を描いている。

本日22日は市民らが出演する「独立派PR~農畜水産物~篇」、
2月5日には「独立派PR~観光名所~篇」と銘打った動画を配信する。

自治体のPRポイントをうまく取り込みながら、
話題性を高めるキャストや意外性をもったストーリーで展開するのが
この手のコンテンツのキモとなりつつある。

要は一過性のものにしない。コンテンツを作り公開したことで、
人もまちもどんどん活性化していくというのが理想なのだが…

http://www.awajikoku.com/
「あわじ国『独立宣言』編

2016年1月21日木曜日

牛を飼う闘犬軍団



高知といえば坂本龍馬、いごっそう、ドロメなど勇ましいのが多い。
土佐犬というファイティングドッグもいる。

「高知ファイティングドッグス」といえば四国アイランドリーグplus
所属のチームで、地域密着と積極的な経営で黒字化にこぎつけた。

独立リーグといえどプロ野球選手だから、グランドでの全力プレーは
もちろんのこと、球団が経営難に陥らないよう野球外でも猛ハッスル。

同チームは高知農業高校から雄の子牛を購入し、
選手や職員が食肉用として育て、2年後に育てた牛の肉を食べるという。

球団の北古味鈴太郎オーナーらが事業部として農業を営む部署を作ったり
ベースボール・ツーリズムを企画・推進するなど
独自の手法で地域密着を図りって経営を黒字化していった。


詳しくは昨日発売された嘉瀬雅則著『牛を追う球団』に書かれているが、
作者は「野球による地方創生を推し進める、全国に誇れる球団です」
と話している。

なかなかの武勇伝が、高知にまた一つ加わった。

http://www.shogakukan.co.jp/books/09379880
牛を飼う球団

2016年1月20日水曜日

産・学・植の連携



浜辺というのは海に面しているから、自然条件はなにかと厳しい。
波が浜を洗うし、波しぶきもふりかかってくる。

さらに風が強いと砂が舞って、なかなか落ち着くことがむずかしい。
しかし、こんな環境にも適応している植物がいる。

ハマユウとかハマボウフウといった植物で、後者は薬草にもなる。
そのせいか、近年食用目的で採っていく人が増えている。


島根県出雲市の出雲農林高校では建設コンサルタント会社の支援を得て、
出雲市西園海岸でハマボウフウの増殖活動を行っている。

気象観測機器を使って、ハマボウフウが根付く適温などを研究し、
これまでに約9000本を植えた。

一方、建設コンサルタント会社では植物にミネラルを補給する成分
「フルボ酸」入り植物活性剤を開発し、
農業分野への活用を考える中で、同校に提携を持ち掛けたというわけだ。


ハマボウフウは食用としても貴重だが、砂浜の砂の飛散を防ぐなど
海岸侵食から守るはたらきもしている。

産・学・植の連携がうまくいけば美しい海岸を守ることができる。

http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/hamaboufu.htm
ハマボウフウ

2016年1月19日火曜日

大玉、種なしを開発



山形県は「山形さくらんぼ世界一プロジェクト推進会議」を開いて、
来年度は、超大玉さくらんぼと種なしさくらんぼの開発に取組むという。

ニュースを読んだ時、やはり同じような要望があったんだなと思った。
さくらんぼは美味しいのだけど、実が小さい、しかも大きな種が入っている。

たえず、口の中にポンポン運ばないといけない。
美味しいものをいただくなら、それくらいなんともないだろうと
おっしゃる方もいるだろうが、早い話が面倒くさいのである。

大きいものを、ガバッとひと口で食べられるのがいい。


大玉と種なしの開発に向かうということは、
自分と同じさくらんぼに関するリクエストが寄せられていたということだ。

あの大きさがいいのだ、大玉なんて邪道とか、種を出しながら
ポンポン口に運ぶのが楽しいのだと言い張る人もいるだろう。


そこの議論は置いといて、この世界一プロジェクトでは、
収穫ロボットの開発なども手がけていて、消費者だけではなく
生産者側のニーズにも応えようとする姿勢が、いいね!である。

http://yamagata-np.jp/news/201601/14/kj_2016011400246.php
山形さくらんぼ世界一プロジェクト推進会議

2016年1月18日月曜日

ワタユクイスープ



もう今年も半月が過ぎた。正月気分も吹っ飛んだと思うが、
成人式かれこれで、お酒が抜けず胃腸の調子がイマイチという方へ。

沖縄県南城市にハーブの活用と普及に取り組む「母ハーブ研究室」は、
知念漁業組合とコラボして、ワタユクイスープを開発中である。


ワタとは胃腸などの内蔵、ユクイは癒やすで、
疲れた内蔵をゆっくりと休めてあげるスープという意味合いである。

材料はハーブの代表格であるレモングラスはじめブーケガルニ、
ショウガなど、それに地元でセーイカとい呼ぶソデイカを使う。

ちなみにセーイカは食用イカの中で最大級のイカで、
体長1メートル、体重は20キロにも達するものもある。

セーイカは塩こうじにひと晩漬け込んでいるので柔らかい。
昆布とカツオのだしも効いていて、やさしい味わいのスープだとか。

健康とか美容というキーワードを基に、地元素材を見直したり、
組み合わせたりすることで新しい特産品が生まれていく。

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-204243.html
イカす味

2016年1月15日金曜日

小説とシンクロさせて楽しむ



東京の日本橋プラザビル1階には「ふるさと情報コーナー」があり、
全国の自治体の観光等のパンフレット約2,600種類が展示してある。

運営する一般財団法人地域活性化センターでは
「ふるさとパンフレット大賞」を設けて、優れたセンスで地域情報を
発信しているパンフレットのコンテストを行っている。


2015年度のふるさとパンフレット大賞は福井市の「FUKUI CITY GUIDE」、
優秀賞は東京都目黒区の「てのひらの中のメグロ」
そして、企画賞は香川県丸亀市の「見えないワタシ」だった。

なかでも「見えないワタシ」は、推理作家山下貴光と丸亀市との
特別企画小説で、市に実在する観光スポットを舞台にしたミステリー。

物語は主人公である女子高生に届いた一通の携帯メールから始まる。
女子高生の身に次から次へと降りかかる不可解な謎の数々。
彼女が巡った場所を実際に訪れ、小説とシンクロさせて楽しむというもの。


香川県の魅力がわかる電子書籍ポータルサイト「カガワイーブックス」
にもアップされていて、だれでも読むことができる。

従来の観光パンフの概念を打ち破る新しい試みを企画した人はもちろん、
採用した自治体にも拍手を送りたい。

http://www.kagawa-ebooks.jp/?bookinfo=%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%AF%E3%82%BF%E3%82%B7-2
見えないワタシ

2016年1月14日木曜日

最年少のソムリエ



「ソムリエ・ドヌール」というワイン普及に貢献のあった人へ贈られる
日本ソムリエ協会認定の称号がある。

1989年にできた称号で、オリンピック女子マラソン金メダリストの
高橋尚子さんや、先般お亡くなりになった女優の川島なお美さんなどが
受賞している。


この称号を、高知市寿町の神職・吉良祝人さんが最年少で受賞した。
吉良さんは現役の宮司さんで神職とソムリエという二足のわらじで、
まさにシンショク(寝食)を忘れるほど大忙し、とか。

酒席でワインを飲むうちにどんどんのめりこんでいき、
ワインを持ち寄る会をつくってワインの製造方法を学んだり、
フランスへ飛んで本場のワインに魅了されたり…

2007年にはブルゴーニュ地方でワインを造りに携わる日本人女性と出会い、
ふるさと高知へ招くなどしてワインの普及に奔走してきた。


そうした功績によってソムリエ・ドヌールの名誉に輝いたわけだが、
高知県内では初めて、しかも史上最年少の36才。

「自分の世代では一番ワインに詳しくなりたい」と情熱は汲めど尽きない。

http://www.sommelier.jp/honbu/article/103401/
ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)就任式

2016年1月13日水曜日

京都の強み、学生力



なるほど、こんな手もありかと感心した。
全国的に消防団員が不足している中、京都府には学生消防団員がいる。

市の消防局は条例を改正して、区域内に通学する者を追加した。
さらに、年額の報奨制度を設けて学生が入団しやすいかたちにした。


その甲斐あって、昨年は70人だった学生団員は1.5倍の106人に増えた。
しかも男性団員だけではなく、女性団員が31人もいる。

女性が増えているのは、なにも京都に限ったことではない。

全国的に見ても90年にはわずか1923人だった女性団員は、
2000年に1万人を超えて1万176人になり、2013年に2万109人、
2014年には2万1684人まで増加している。


男女合わせた消防団員は減る傾向にある中で、
命と財産、それに広域災害の場合は地域を守るという使命をもち、
積極的に消防団に加入しようという若者の姿勢はありがたい。

http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20160107000039
学生消防団員、百人を突破 

2016年1月12日火曜日

ヤマハのストレッチ



ヤマハといえばオートバイだったり、ピアノのような楽器だったり
あるいは五郎丸選手で脚光を浴びるラグビーだったり幅広い。

そのヤマハが、ストレッチ体操を考案したという。
まあ、スポーツや音楽がストレッチは結びつかないこともなく
そんなに驚くようなことではないかもしれない。


さて、そのストレッチは「Revストレッチ」と呼ばれて入れ、
サッカーのジュビロ磐田のフィジカルコーチ菅野淳さんが監修した。

音楽に合わせて体をひねったり、筋肉を伸ばしたり12の動作からなる。

その中にはバイクを運転する格好に似たストレッチもあり、
バックの音楽はヤマハミュージックパブリッシングの専属作曲家が作り
ところどころにバイクのエンジン音も入っている。

となると、ヤマハグループの総力を結集したストレッチともいえる。
効果の方はというと、あくまでヤマハ内部での調査結果だが、
半数以上が肩こりや腰痛の緩和を感じたとか。

ともすれば硬直しがちな大企業にとって、
組織の緩和に寄与することも大きいのかもしれない。

http://www.at-s.com/news/article/health/shizuoka/199859.html
バイク運転に似た動き

2016年1月8日金曜日

お寺ファン獲得作戦



2004年には全国で約9400万人ほどの仏教系信者がいたのに、
10年後の2013年時点では約8700万人に減ってしまった。

信者が減ると、通夜や告別式を行わない直葬や
もうだれも引継ぐことのないお墓を撤去する墓じまいなどが出てきた。

いわゆるお寺に頼らなくても、無宗教でも死後の諸々はとりしきれる
という寺離れの動きである。


これではいかんとお寺側でもファン獲得にあの手この手をくりひろげる。

富山市蜷川の最勝寺は800年以上の歴史をもつ曹洞宗のお寺だが、
本堂では毎月1回「ヨガ座禅」を開催している。

ヨガ座禅とはヨガを1時間ほど体験し、その後30分間座禅を組む。
そして、お茶を飲みながら副住職の仏教の教えに耳を傾ける。

20~40代を中心に男女13人が参加した。


黒部市宇奈月町の浄土真宗本願寺派の善巧寺では年に1回、
本堂にステージを設けてジャズ、ロック、海外の民謡など、
アーティストを招いて音楽と法話と読経で構成する「お寺座LIVE」
が人気で、昨年6月のライブでは定員250人のチケットが即日完売。

檀家さんしか行けない所ではなく、お寺を文化の発信地にという
訪れる目的を提供しようというものだ。

http://www.zengyou.net/oteraza/
とってもクールなお寺座LIVE

2016年1月7日木曜日

褒めて伸ばすハンコ



がんがん頭ごなしに怒ってばかりでは伸びませんよ、
という教育方法もあれば、褒めて伸ばすなんて甘いと断じる人もいる。


どちらがどうという判断はむずかしいが、鯖江市では印鑑製造会社と
地元の仁愛女子短期大学の学生とコラボして褒めて伸ばすスタンプを開発。

褒めて伸ばすスタンプとは、鯖江市西山動物園のレッサーパンダ
「メガメガくん」と「ウルウルちゃん」をキャラクターにして、
(おめでとう!できたね!)などの褒め言葉が入ったもの。

この褒め言葉を入れて、というアイデアは現場の教師から出たという。


かわいいキャラと子どもの意欲をかきたてる言葉がミソであるが、
印鑑製造会社では同じモチーフのLINEスタンプも作成し販売している。

こうしたカワイイスタンプというのはニャンハンなどが人気だが、
キャラにコトバのチカラを付加したハンコということになろうか。


教育現場では、ハナマルに(たいへんよくできました)といった
古典的なスタンプが存在するが、キャラを加えたり、今どきの子どもに
人気あるものをモチーフにすることで人気沸騰する可能性も高い。

http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20151223-OYTNT50040.html
教師の声で誕生 褒めて伸ばすスタンプ

2016年1月6日水曜日

アマハゲ



一瞬、誤植かと思ってしまった、ナマハゲならぬアマハゲの記事である。
山形県の日本海岸側、酒田市の北に遊佐町という町がある。

この町の滝ノ浦、女鹿、鳥崎の三地区ではお正月にアマハゲが訪れる。


鬼や翁の面を被ったアマハゲは太鼓を打ち鳴らしながら地区内を練り歩き、
奇声を発して小さい子のいる家に上がり込む。

子どもたちは、突然の鬼の出現にびっくり、怖さに泣き出す子もいる。
頃合いを見はからってアマハゲが「お利口さんにするか」と迫る。

「はい、わかりました。怠けないでお利口さんにします」
という約束を取り付けて鬼は次の家へと向かう。


秋田のナマハゲや鹿児島県の甑島に伝わるトシドンに似た行事である。
ナマハゲと比較すると、衣装や小道具などが微妙に異なるらしいが
どちらも起源は同じらしい。

いわゆる正月に年神様が福をもたらすという伝統行事で、
こうした行事も人口減、少子化でどんどん消えていくのは寂しい。

せめて、デジタル技術によって後世に残していくことが大事なのかも。

https://www.yuzachokai.jp/event/1283.html
アマハゲ

☆新年おめでとうございます。
 新しい年がスタートしました。「地方ウォッチング」もボチボチでは
 ありますが、今年も良質のコンテンツをお届けしたいと思います。
 よろしくお付き合いの程をお願いします。

2016年1月5日火曜日

スベラナイ



受験生は正月どころではなく、入試へ向けてラストスパート。
本人はもちろん、家族もなんとか合格してくれと気合が入る。

勉強の手伝いはできないが、せめて神頼みでもして力になれればと、
お宮参りの際に合格祈願をした人も多いのではないだろか。


受験に落ちる、スベルは禁句であり、「落ちないリンゴ」といった
ご利益グッズが近年いろんな地方で売り出されている。

愛知県の知多半島にある美浜町の南知多ビーチランドが売り出したのは
なんと、「アザラシの爪」がモチーフだそうな。

アザラシの中でもバイカルアザラシという世界で唯一淡水に生息し、
氷の上でもスベラナイ頑丈な爪を持っているという。


南知多ビーチランドではバイカルアザラシ2頭を飼育していて、
スベラナイ バイカルアザラシのイラストを描いたプチ絵馬を作った。

プチ絵馬というだけに、大きさは2センチ×3センチの木製で、
アザラシ飼育プールの横のガチャガチャで販売している。

ちなみに、その横には「スベラナイ神社」もある。

http://tabi.chunichi.co.jp/odekake/151222aichi_mihama.html
アザラシの爪「滑らない」 ビーチランドで合格絵馬


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2016年1月4日月曜日

ヤッタネ!



昨年の本誌1月24日号に「毎日がサドンデス」というタイトルで、
島県雲南市の「劇団ハタチ族」の話題を取り上げた。

元旦から大晦日まで一日も休むことなく芝居を上演し続け、
その間、お客様がゼロであったら即刻公演終了というチャレンジである。


観客が一桁の日もあったものの、大晦日に最終公演を迎え、
この日だけで過去最多の527人が来場し年間講演を見事にやり遂げた。

「理想と現実のギャップに悩んだ。でも、ベストを尽くせば、
いつかは花開くと信じて演じ続けた」とは同劇団の西藤代表のことば。

今後、同劇団では活動の場を県外にも広げていき、
地元雲南市が演劇パークと化すことをめざしていくという。

若い劇団員の熱い思いとエネルギッシュなパワーで、
地域に現劇が根付くのか、これからが本当の意味でのスタートでもある。

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=556776004
劇団ハタチ族 「365日公演」達成


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