「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年2月25日木曜日
木の下に眠る
塊から個へという流れは、世の中のいろんなところで見受けられる。
旅行も以前の団体旅行から、着地型観光のように個人の好みで
旅の楽しみをチョイスしていくスタイルが増えている。
冠婚葬祭においても大ホールで多くの客を招き壮大な宴を催すのから、
親族や親しい友人と祝福の時を楽しむといったものが好まれる。
葬儀にいたっても家族葬のように身内だけでおくる形が増えてきた。
当然のことながら、そんな流れはお墓にもやってくる。
仰々しいお墓なんて不要です。
一本の木の下で静かに眠ればいいという人も多い。
そんな要望に応えるべく京都市営墓園では樹木葬が営める区画の
整備を進めている。
現在、樹木葬を行っている深草墓園への納骨は2014年度は1546件で、
10年前に比べると倍に増えている。
少子高齢化、核家族化が進む中で、現実的にお墓を維持・管理して
いくのは難しい。
樹木葬であれば、そうした維持管理の手間がない上に、
人は死んだら自然に還るという意識の部分での共感も大きい。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160218000024
墓石の代わりに木の下に…
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
お気軽にメッセージをお寄せください。