「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年2月4日木曜日
むずかしい、キャッチコピー
観光ポスターを作成するとなると、悩むのがキャッチコピー。
具体的にその土地の魅力を語るのか、イメージ路線でいくのか。
こういう切り口、ああいう切り口とアイデアは浮かぶが、
この言葉がゼッタイ!などと確信をもってプレゼンはできない。
選ぶ側も、斬新でインパクトのあるものをと言いつつ、
決まったものが、ごくふつうにあるおとなしめのコピーだったり。
「大館というところ」
これが秋田県大館市が観光ポスターに採用したフレーズである。
心に響く、響かない。インパクトのある、なし。訪れたくなるか、
ならないか。などなど審査ポイントはいくつも出てくるが、
決めるのは結構しんどい作業である。
作成した秋田県のアドバイザーは
「自治体の観光ポスターは(○○県○○市)の文字が最も目立つものが多く、
上からの押し付けに感じられることもある。他の自治体とは違い、
一歩引いたところで発信、PRを進めていくべき」と思いを語っている。
思いはこうでも、実際どれだけの効果をもたらすのか、
そのあたりが事前にわかる広告効果測定器があればいいのだが。
http://www.city.odate.akita.jp/dcity/sitemanager.nsf/doc/sightseeing_top.html
大館市
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