「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年3月18日金曜日
負の遺産を活かす
4.7ヘクタールと言われも、どれくらいの広さなのか検討がつかない。
東京ドームとほぼ同じ大きさだよといわれても、
野球のダイヤモンドのほかに観客席などがどれだけのスペースが
あるのか、こちらもあまりピンとこない。
N700系新幹線約34.38本分ですよとか、観光バス1570両分くらい
と言われても、なかなかその広さを実感できない。
一辺が220メートル位の正方形、というのがわかりやすいのかも?
さて、その4.7ヘクタールの土地は京都府の京丹波町にあるのだが、
2004年2月に鳥インフルエンザが発生し、ここで飼われていた鶏は
焼却処理され、土地は持ち主の農産会社から町へ寄付されていた。
町では、残っていた鶏舎や倉庫などを解体し、
森林公園として再利用する整備方針を決めていた。
そこに、映画会社からロケ地を探しているという情報があり、
太秦から1時間ほどで来れる当地がにわかに脚光を浴びている。
まわりに高速道路や民家や電柱がなく、時代劇などを撮影するには
格好の場所である。
こうした例に限らず、あそこはかつて…だったからと負の烙印を
押されているがために、再利用できない場所も多い。
知恵をしぼれば、そうしたマイナスをプラスにできそうな気がする。
http://research.php.co.jp/leadership/10.php
負の遺産をどのようにして活用したのですか?
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