「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年3月29日火曜日
木育をすすめる
富山県氷見市といえば能登半島のつけ根にあり、富山湾に面している。
初夏のマグロ、冬の寒ブリなど、どちらかというと
魚=海のイメージが強い。
もちろん平野や山林もあるのだが、このまちが今月1日に
「ウッドスタート宣言」をした。
ウッドスタートとは何かというと、NPO法人日本グッド・トイ委員会が
展開している木を使った教育=木育の行動プランである。
NPO法人日本グッド・トイ委員会は東京おもちゃ美術館を運営している。
氷見市では、これまでに東京おもちゃ美術館と連携し、
講演会や木育キャラバンを開催し、よりいっそうの推進を図るために、
今回のウッドスタート宣言となった。
木を子育ての真ん中に置いて、育児の環境を整備していき、
子どもだけではなく、みんなが木のぬくもりを感じながら
豊かな暮らしを送るというのが行動プランの目標である。
具体的な取組みとしては、氷見産の杉で氷見に伝わる「てんま船」の
おもちゃを作り、今年度から赤ちゃんにプレゼントするという。
てんま船とともに積み木もプレゼントし木に親しんでもらう。
子どもが小さい頃に、森林公園のフィールドアスレチックに参加し、
金メダルならぬ木メダルをもらったことを思い出した。
http://mokuikulabo.info/ws/local/
木育ラボ
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