「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年3月8日火曜日
なにかと、県庁マン
公務員にとっては迷惑なことなのかもしれない。
公務員らしくないことをすると、まな板に上げられてしまう。
でもって、公務員らしい公務員を務め上げるのが一番という方も
ずいぶんいらっしゃるように思う。
しかし、個人的には県庁の星をめざしてもらったり、
民間に飛び込んで公務員時代にはできなかったことに熱中する姿が好ましい。
全国初の救急車でのiPad活用やドクターヘリ導入で中心的な役割を果たした
佐賀県庁職員円城寺さんの「県庁そろそろクビですか?」もいいし、
青森県深浦町の水産加工会社「あおもり海山」の取締役営業部長
野呂英樹さんの奮闘ぶりにも力をもらっている。
ノロさんは青森県庁時代に培った専門知識でマグロの加工マニュアルを作り、
廃棄していた部位を使って「マグロホルモン」などの商品開発などを行った。
さらに、ただの開発・販売ではなく、品質に見合った価格で売る仕組み
フェアトレードに奔走したり、実にパワフルである。
漁業などの一次産業分野にとどまらず、官の眼・民の眼で見つめれば、
地域を引き上げる策はゴロゴロ転がっている気がするのだが…
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20160226-OYTNT50381.html
元県庁マン、漁業支える 青森の魚全国へ
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