「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年4月25日月曜日
熟成させていく
どんな効果があるのかな?と前々から疑問に思っていることがある。
それは、日本酒やウィスキーなどを海中にある期間沈めて、
いわば熟成させるというものだが、味や香りに影響するのだろうか?
その熟成を雪の中で行い、ひと冬越えたところで取り出そう。
そんなイベント「マイボトル酒」を企画中なのが、
長野県上伊那郡飯島町で酒店を営む池上明さん。
標高約2600メートルの中央アルプス千畳敷までマイボトルを持込み、
そこの雪の中に寝かせ冬越しさせて、翌春に取りに行くというもの。
ツアー名は「冬風の魔法」と名付けられていて、
マイボトルだけではなく、伊那谷めぐりや地域の歴史を学んだり、
宿泊をセットしたり、あれこれ詰め込んだ活性化案である。
冬越しさせたマイボトルの酒が極端に味が良くなれば注目を集める
だろうが、味覚って意外といい加減なものだから、
冬越しさせた酒に最高の場所や料理を添えてあげた方が満足度は
高いのかもしれない。
いずれにしろ、まずは第一回目を実施し、反省点があれば反省し、
イベント自体も徐々に熟成させていけばいい。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160414/KT160412SJI090001000.php
「マイボトル酒」冬の中アで熟成
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