「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年5月26日木曜日
ヘアドネーション
ヘアドネーションということばは初めて聞いた。
毛髪寄付のことであり、寄付された毛髪はウィッグとなる。
ウィッグも大人用は多種多様なものが販売されているが、
子供用となると数が限られ、困っている人たちも多い。
子供用は頭のサイズが個人差が大きいためにオーダーメイドで、
自分に合ったウィッグを手に入れることがむずかしいという。
ヘアドネーションは大阪のNPO法人が行っているが、
その活動に参加した川崎市宮前区の美容師・戸塚貴博さんは、
お店に来るお客さんから寄付された毛髪を子供用のウィッグに作り変え、
髪の毛を失った子どもにプレゼントしている。
ウィッグ用の毛髪は30センチ以上が条件で、集めるのはそう簡単ではない。
最近は徐々に啓蒙活動が浸透し、半年間に80人超から髪の毛が寄せられた。
善意の広がりに期待したい。
http://www.jhdac.org/
Japan Hair Donation & Charity
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