「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年6月27日月曜日
拝啓、丸型ポストくん
電子メールはじめ実際の紙ではなく電子の紙やボードの上に活字が並んで、
ビジネスや暮らしのシーンでせわしなく飛び交う。
それでも、地方を歩いていると帽子をかぶったような丸型のポストに出会う。
丸型のポストの多くは赤だが、近年幸せの黄色いポストだとか、
犬吠岬には灯台の色と合わせた白のポストがたたずんでいるという。
こうした丸形ポストで地域の振興を図ろうと、先日島根県松江市で
「全国丸型ポストサミット」が開催された。
全国22市町村から44人が参加し、丸型ポストの活用事例の報告や、
今後いかに活用して手紙文化の振興を図るかなどが協議された。
しかし、ここでいう手紙文化というのは何なのだろう?
日本人は和紙に筆で手紙をしたため云々といったことなのだろうか。
黄色や白やピンクに塗り替えられた丸型ポストが観光にひと役買っていると
持ち上げ、一方で手紙文化を伝えていきたい…なんか矛盾しているような。
色を変えただけで観光客の人気になるようであれば、
音声で地域を案内してくれる丸型ポストがあってもいい。
http://by-s.me/article/214580046602803566
丸型ポスト勢揃い
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