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2016年6月29日水曜日

奈良時代のサウナ



聖武天皇の夫人である光明皇后は、自らの財を投じて薬草を集め、
施薬院をおいて病める人たちに薬を施した。

また、貧困にあえいでいる民のために悲田院という施設を造った。


さらに、「からぶろ」という今でいうサウナのような風呂をつくって、
人々の健康を願った。

この「からぶろ」は奈良市法華寺町の法華寺に残っていて、
往時の風情を体感する施浴体験会が行われた。

ふだんは、からぶろの外観だけが公開されていて、ふろに入れないが、
この日だけは50人ほどが参加し浴室内で体をやすめた。


からぶろの仕組みは、床下に釜があり、ここで水を沸かすと、
スノコ状の床を通して蒸気が浴室に充満するというものだ。

浴室には茶室のにじり口みたいなところを四つん這いで入っていく。
木造の建物が熱や蒸気を適度に吸収するからか、温度も湿度も
ちょうどいい感じだとか。


時代を超えて、光明皇后の思いが湯気の中から伝わってくるのだろうか。

http://www.nara-np.co.jp/20160620091105.html
往時の風情に汗流す

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