「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年7月19日火曜日
オールセールス
地方の首長選挙の公約によく掲げられているトップセールスという文言。
総務省などの中央官庁あがりの候補者は中央にコネクションがあるから、
自分が首長になったら地元の産品を売りまくると意気込む。
たしかに地方のトップがハッピを着てセールスの先頭に立てば、
少しは売れるかもしれない。
ただ、そこは首長本人のキャラに左右されることが多く、
とってつけたような演技や口上では客の心は動かせない。
ならば、ひとりよりみんなでという考え方のもとに、
静岡県南伊豆町の役場職員は、自分たちが使う名刺の裏に、
町内の観光施設で使用できる特典を刷り込んでPRすることにした。
入場料や飲食代が割引になるのは、伊豆漁協南伊豆直売所、
南伊豆アロエセンターなど6施設。
特典が記載された職員の名刺を見せればOKというもので職員提案から生まれた。
あとは、職員一人ひとりがいかに心をこめて名刺を渡すか。
その思いの強さに効果も比例していくのではないだろうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160713-00000019-at_s-l22
名刺の裏は割引券
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