「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年8月25日木曜日
1万本の希望の花
東日本大震災により福島第一原発事故が発生し、避難を余儀なくされた
飯舘村では来年3月に大半の地域で避難指示が解除される予定だ。
飯舘村須萱地区の高橋松一さんは、放射能で汚染され地力が衰えた農地を
回復させるために緑肥としてヒマワリの種を蒔いた。
緑肥は有機物や肥料成分の補給に加えて病害虫や雑草の抑制、
有用微生物の増加、土壌浸食防止、環境負荷軽減など多面的効果が期待できる。
また、夏空に太陽に向かって咲くヒマワリの華やかで力強い姿を
地域の人たちに見てもらい、少しでも元気の起爆剤になればという
思いもこめられていた。
そのヒマワリが今満開となり、多くの人の目を楽しませている。
25ヘクタールの農地に咲く1万本のヒマワリ。
大地に栄養を与え、人々に元気を与える大輪のヒマワリは希望の花でもある。
ちなみにヒマワリの花言葉は「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」。
花の盛りが過ぎた頃に土を入れ替えて、緑肥としてポピーの種を蒔くという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160821-OYT1T50003.html?from=ycont_latest
福島の除染農地に希望のヒマワリ
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