「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年8月29日月曜日
熊にハイブリッド
畑を荒らされた、人に襲いかかってきたなど熊の出没が今年は異常に多い。
その熊を撃退するために、なんとオオカミのフンを使おうという奇策がある。
オオカミは生態系の頂点に立つ生きものだから、熊だって本能的に怖がり
撃退効果があるのではというのがその理由。
青森県むつ市の職員たちは、薄茶色の液体が入ったペットボトル50本を、
9メートル間隔で畑の柵にくくりつけた。
薄茶色の液体はハイブリッドウルフのフンを希釈したもの。
ハイブリッドウルフとは、オオカミと犬を掛けあわせた動物で、
純然たるオオカミのフンが入手困難なことからハイブリッドとなった。
熊だけではなく猿害に悩まされている農家でも、ハイブリッドウルフの
フンの希釈水を試している。
ゴジラ対メカゴジラみたいなことが、実際に行われているのだ。
http://hybrid-wolf.jimdo.com/
ハイブリッドウルフ
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