「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年9月14日水曜日
笑いを教える
泣くよりも笑っている方がいいし、暗い顔より明るい顔がいい。
笑いの効果については、以前本マガジンでも紹介したことがある。
たしか、どこかの病院の待合室でコントや漫才をやったりして、
患者さんの心をなごませるというものだったと思う。
さて、その笑いを笑いのプロである漫才師が「笑学(わらいく)」と題し、
小学校の子どもたちに伝授する取組みがある。
松竹芸能と福島第一原発事故の被災地である福島県飯舘村が連携して、
草野・飯樋・臼石の3つの小学校で授業が行われた。
お笑いコンビ「アメリカザリガニ」が講師を務め、漫才の仕組みを紹介し、
基本であるボケとツッコミについて実習を交えながらわかりやすく解説。
子どもたちの反応も上々で、来年度から村は「笑学」の本格的導入を検討、
導入されれば東北では初めてとなる。
余談だが「しくじり先生」というテレビ番組でオリラジの中田さんが、
笑いを入れながらむずかしい話をわかりやすく解説するコーナーがある。
どんな立派な授業でも、教わる側に理解してもらわないことには、
やっている意味がない。
https://www.facebook.com/waraiku/
松竹芸能「笑育」
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