「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年10月6日木曜日
放課後にビジネス学習
机上の理論と実際はちがう。よく言われることである。
頭で考えるより、足で駆けずり回って考えろ。ごもっともである。
さて、富山県魚津市といえば目の前に富山湾が広がり、
その名の通り富山湾の魚がいっぱい水揚げされる魚の町である。
魚もだが、地域の産品を使った新製品の開発、そして販売を体験しようと、
魚津市の新川高校では、今年から放課後にビジネス学習の時間を設けた。
その活動の中で、生徒たちは富山県内で一番おいしい水を使ったコーヒーを
作ろうと、市内の喫茶店と協力して県内各地の水を飲み比べた。
結果、魚津市の水がコーヒー豆本来の味を引き出すということがわかり、
今月15~16日に開けれる魚津市の◯◯(まるまる)市に出品・販売する。
ちなみにネーミングは「17歳のコーヒー:だとか。
コーヒーだけではなく、地元産リンゴやブルーベリーを使ったクレープも
販売する予定で、学生たちはどんな評価がつくのか、今から楽しみとか。
校内バザーとかだと、どうしてもありきたりの物品販売になってしまうが、
一般客を相手にすると学ぶことも多い。
http://www.niikawa.ed.jp/
新川高校
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