「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年10月19日水曜日
ぐんま女子
映画『もののけ姫』で、主人公アシタカがエボシの支配するタタラ場で、
「いい村は女性が元気だと聞いています」と語るシーンがある。
「女性が元気」というフレーズは、地方活性化が語られる時もよく登場する。
どうしたら、女性が元気になるのか?
仕事、育児、家事、福祉などあらゆる面で、女性が何のハンデもなく
明るく生き生きと暮らすことが理想なのだろうが…
世間では山ガール、刀剣女子、歴女、カープ女子など輝いている女性も多い。
そこに、群馬県が「ぐんま女子」増へ始動、という見出しが飛び込んできた。
県の統計によると、2005年から2010年までの転出入者の割合は、
10歳代後半~20歳代前半で男女とも12%の転出超過となっている。
しかも、一度県外へ出ていった女性が群馬へ戻ってくる割合は男性より少ない。
これではいかん!と「ぐんま女子☆いあわせ発信プロジェクト」を展開した。
まずは県職員と観光業に携わる20~40代の女性16名でチームを結成。
手始めにフェイスブックで「しあわせG子のぐんま通信」を開設し、
ぐんまの食や自然に関する情報発信を行った。
そして、来年に1月には、県外の20~30代女性20人を対象に
1泊2日でモニター旅行を実施する。
ぐんま総合情報センター「ぐんまちゃん家」でプチ女子会を開催という
プログラムも用意されている。
「若い女性が観光で訪れるようになれば経済効果が期待できる。
まずは群馬のことを知ってもらい、転入する女性が増えてくれたらうれしい」
というのが、ぐんまイメージアップ推進室の狙いだが、
わりと常套的なイメージアップ作戦で、果たして魅力を感じるのだろうか?
http://www.pref.gunma.jp/houdou/b2200083.html
「ぐんま女子☆しあわせ発信プロジェクト」が始動
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